近年のウェブ関連動向Web Trends
WEBサイトを取り巻く環境は、ここ数年で大きく変わりました。 検索のしくみ、閲覧に使われる端末、守るべきルールなど、企業のWEBサイト運用にかかわる主な動向をご紹介します。
2026年10月時点の情報です。
生成AIの普及と検索のかたちの変化
Googleの検索結果にAIによる要約(AI Overviews)が表示されるようになり、ChatGPTなどのAIアシスタントに直接質問して情報を得る人も増えています。 検索した人がWEBサイトを訪れずに答えを得る場面が増え、「検索結果で上位に表示されること」だけでなく、 「AIに信頼できる情報源として参照されること」も意識する必要が出てきました。
対応のポイント
- 自社ならではの経験や一次情報にもとづいた、具体的で正確なコンテンツを発信する
- 会社概要・所在地・連絡先など、運営者の情報をわかりやすく掲載する
- 構造化データなどを用いて、ページの内容を検索エンジンやAIに正しく伝える
スマートフォン中心の閲覧と表示速度
WEBサイトの閲覧はスマートフォンが中心となり、Googleもスマートフォン向けのページを基準にサイトを評価しています(モバイルファーストインデックス)。 また、表示の速さや操作したときの反応、レイアウトの安定性は「Core Web Vitals」という指標で数値化され、検索での評価にも用いられています。
対応のポイント
- スマートフォンで読みやすく、操作しやすい画面設計にする
- 画像の圧縮や不要なプログラムの削減で、表示を速くする
- 表示速度を定期的に計測し、改善を続ける
SNS・動画の影響力の拡大
InstagramやTikTok、YouTubeなどのSNSや動画、とくに短い縦型動画は、商品やサービスを知るきっかけとして大きな役割を担うようになりました。 若い世代を中心に、検索エンジンではなくSNSで情報を探す行動も広がっています。
一方で、SNSの投稿は時間とともに流れていってしまいます。 詳しい情報や連絡先をまとめたWEBサイトとSNSの役割を分け、うまく連携させることが大切です。
対応のポイント
- SNSで認知を広げ、WEBサイトで詳しく伝える導線をつくる
- WEBサイトとSNSを相互にリンクし、行き来しやすくする
- 写真や動画など、視覚的に伝わるコンテンツを用意する
プライバシー保護とデータ活用の変化
個人情報やプライバシーへの意識の高まりを受け、SafariやFirefoxなどの主要なブラウザでは、広告配信などに使われてきた第三者Cookieの利用が制限されています。 国内でも、2023年6月に施行された改正電気通信事業法の「外部送信規律」により、一定の事業者には、 アクセス解析や広告のためのタグで利用者の情報を外部に送信する場合に、その内容を公表することなどが求められるようになりました。
対応のポイント
- プライバシーポリシーや外部送信に関する情報を整備し、わかりやすく公開する
- 会員登録やメールマガジンなど、自社で直接得られるデータ(ファーストパーティデータ)を大切に活用する
- アクセス解析や広告のタグは、目的を明確にして必要なものだけを設置する
セキュリティ対策の重要性
通信を暗号化する常時SSL(HTTPS)は、いまやすべてのWEBサイトにとって標準となりました。 HTTPSに対応していないサイトは、ブラウザに「保護されていない通信」と表示されてしまいます。 また、古いシステムの脆弱性を突いた改ざんや、メールフォームが迷惑メール送信の踏み台にされる被害も後を絶ちません。 メールについても、Gmailをはじめとする主要なメールサービスが送信者に求める基準を強化しており、 SPF・DKIM・DMARCといった送信ドメイン認証への対応が重要になっています。
対応のポイント
- サイト全体をHTTPS化し、CMSやプラグインなどを常に最新の状態に保つ
- メールフォームにスパム対策を施し、悪用されないしくみにする
- 送信ドメイン認証を設定し、自社のメールが確実に届くようにする
ウェブアクセシビリティへの関心の高まり
2024年4月に改正障害者差別解消法が施行され、民間の事業者にも、障害のある方への「合理的配慮の提供」が義務づけられました。 これを機に、年齢や障害の有無にかかわらず誰もが利用しやすいWEBサイトをつくる「ウェブアクセシビリティ」への関心が高まっています。
対応のポイント
- 文字の大きさや色のコントラストに配慮し、読みやすくする
- 画像に、内容を説明する代替テキストを設定する
- キーボード操作や音声読み上げでも利用できる作りにする
株式会社リフテのご提案
WEBサイトは公開して終わりではなく、こうした環境の変化に合わせて見直し、育てていくことで効果を発揮します。 株式会社リフテでは、WEBコンテンツの運用で培ってきたノウハウをもとに、お客様の状況に合わせた改善策をご提案いたします。 WEBサイトの運用についてお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
